ペルシア語から日本語へ自動翻訳

そんな時代が来たんだな。普段、よくお世話になっているGoogleの翻訳機能が、ペルシア語にも対応するようになったというITmediaの記事を読み、早速使ってみた。
今日の時点ではGoogle日本版ではまだのようで、「表示設定」で英語版にしないと使えない。
もちろん日本語だけではなく、英語をはじめ各国語に相互に翻訳できる。というより、先日の大統領選挙結果をめぐるイランの政治的混乱に際し、イランから発信されるニュースを手軽に英語で読めるようにし、イランに関する英語の記事などをイランの人々が手軽に読めるようにする、というのが、今回Googleがいそいでアルファ版を出した目的のようだ。状況が外の世界によりよく伝わり、外国の反応もイランの人々によりよく伝わるようになることは、重要な意味があると思う。
Facebookツイッターでも使える、とCNNの記事にあったけど、とりあえず、ツイッターの「流行のトピック」にあがっていたペルシア語のつぶやきをコピペして翻訳にかけてみた。
日本語へ

英語へ

2番目の文はコピペし損ないだからか尻切れトンボみたいなんで、最初の文章だけよくみてみる。ちょっと辞書引いてみちゃったりなんかして。
「親愛なる母国のみなさん、イランの自由にとって今は歴史的な時です」という意味かな...。日本語では訳されていなかった部分は「同じ国の人々、母国民」という意味で、英語ではcountrymenと訳されている。だけど訳としては、日本語訳の方が文法的により正しいし、意味も近いような。Google翻訳は他の自動翻訳と比べて優秀だが、もとも大意をつかむ程度に使うものだと思うので、このくらいの訳で十分足りるのでは。言葉が通じるって、コミュニケーションの基本だもんなあ。などと、今さら。イラン、どうなるのかなあ。